テンカラの鬼 榊原正巳 テンカラの世界

鬼ブログ

悲しいとき?

Posted on | 4月 6, 2014

久々にホームの温泉小屋へ。

雨のため、濁り、増水中だった。

でも、そこは自然相手だから仕方がない。

澄んでいそうな場所を選び、入渓。

鬼竿?を使った。小渓流にぴったり、そして面白い。

 

カバニーニとのんびり話す。おもしろかった。

とある人に鬼竿の批判をされた、とか。

聞いてみると、その方はかけたらぱぱっと取り込みたいのだとか。

そういう人は、もう少し固く遊びのない竿がいいだろう。

好みだから、気にするなと言った。

優しいカバニーニである、心配してくれている。

 

テンカラを続けていくと、かけた後、魚とどう楽しむかにいくように思う。

魚とのやりとりをどう楽しむか。

そういう竿が、これからの渓流に必要な竿なんじゃないの?

魚の数も減っている、数やサイズを追いかける時期もあるけど、

いつまでも、ではないだろう。いつまでもの人もいるが。

そういう人は鮎のトーナメンターになるんじゃないのか。

俺は何を求めているのか、疑問に思う時が来る、俺にはあった。

ホームは、今年、とんでもなく雪が降った。

1m近かったそうだ、皆、手で必死に道を作ったと、話してくれた。

山の暮らしは、本当に苛酷であるなぁ。

 

ホームの温泉小屋には、宿泊日記がある。

どこでどう釣ったとか、尺を見たとか、熊に会っちゃった、とか書いてある。

これが、面白い。1人で泊まっていると、時間があまりにもあって

日記を書くしかないからだ。5年分以上あるだろうか。

先週、兄弟子さんが1人で宿泊した。俺は法事で行けなかった。

カバニーニもそれを聞きつけ

翌日来たらしいが、会えなかったそうだよ。皆、優しい。

兄弟子さんは、日記に「悲しかったとき?」のギャグ集を考案していた。

ほんと、やることなかったんだね、わかるよ、俺も何度もある。

 

「悲しいとき?、もう10年も続けているテンカラなのに、

うちの若手です、と紹介されたとき?」

ハハハ、ごめんね、誰もやめないからさぁ、何年たっても若手なのさ。

「悲しいとき?、良い釣りしたなとおもい釣り上がっていったら

〇〇〇っちが釣り下がってきて、上で尺が釣れましたよ、と言われたとき?」

ハハハハ・・・・、ありがち。座布団三枚!

 

今度の土日はTTCです。宿泊予定の方は、忘れないでください。

そのあとは、またホームで古い仲間と

動画を撮ろうと考えています。皆、うまいからなぁ、記録しておかないと。

皆の釣りを記録するつもりです。

コメント

“悲しいとき?” へ 4 件のコメントがあります。

  1. クリクリボンバー
    4月 7th, 2014 @ 9:46 AM

    竿の調子については私も思う所があり、柔らかい竿の方がカケた後の魚とのやり取りは圧倒的に楽しいです。

    小さい魚でも十分引きを楽しめますし、大物ならばそれなりのテクニックも必要になる。
    色々な調子の竿を試して見ると、新たな釣りの世界が見えると思います。

    軽く・柔らかく・粘り強い

    鬼竿? ですかね


  2. 4月 7th, 2014 @ 12:39 PM

    クリ様       試し振り用の竿があるから、今度使ってみてください。
              鬼竿?はもちろんいいけど、?の3.4m、小渓流用に
              ほんとにおもしろいんだよ?。どこかで会いたいね。 

  3. 兄弟子
    4月 8th, 2014 @ 8:39 PM

    題を見て、何か悲しいことがあったのかなぁと思ったら・・・
    げげっ!私の日記からでしたか(汗)
    一人で酔っ払いながら書いていました(笑)


  4. 4月 8th, 2014 @ 10:25 PM

    兄弟子様   オモシロかったよ?。才能、あるんじゃない?
           カバニーニも会いたがってたよ! 今度、
           シンプルテンカラを! 

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