テンカラの鬼 榊原正巳 テンカラの世界

鬼ブログ

サマーキャンプ第一弾!

Posted on | 7月 22, 2014

この3連休の最初2日間は、皆でキャンプへ行った。

安曇野のブラックバス退治に参戦しようと

考えたが、会長に連絡してみると、渇水で川の具合が

よくないとのこと。だったら、別の場所へ、となった。

奥飛騨の、マイマイガがとんでこない場所を選ぶ。

鬼塾を何度かやった場所で、この時期はダムからやってくる

大きなのが釣れる。皆、嬉しいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨を覚悟のキャンプだった。

タープ、ブルーシート、タオルをたくさん。着替えは多め。

テントコットを買ったので、地面がぬれていても

なんとかなるだろう。

集合し、タープを立てる。偶然、オガエモンとカバニーニの

車に取り付けるタープは同じだった。

タープをはると、少し安心。

すぐに釣りに行き、ニッコウ系のイワナを釣る。

俊君と三太郎君を連れ、少しずつアドバイス。

昼過ぎに、いきなり強風が吹き、

15分ぐらいの集中豪雨が来たようだ。俺は寝ていた。

さっとふり、さっとあがり、なんとか曇り空でもってくれた。

 

夕まづめは鬼嫁も参戦。

俺たちが入ったとこは、人が多かったようで出が悪かった。

皆は、そこそこ釣ったようだ、まぁ、こういうこともある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜は、カバニーニ特製、鯛の塩釜焼き!

下ごしらえに、3時間ぐらいかかる大作である。

ほんとうに、美味しい。

オガエモンは、旬の、身がポンポンの大アサリ焼き。

こんなうまい大アサリ、久しぶりに食べた。

Mさんの白菜ツナ煮込みが、じんわり沁みる。

俊君のヒヨコ豆カレーは、スジ肉入りでさらにうまい。

三太郎さんが、自分の小屋から、ごはん、カレー、肉などを

さしいれてくれた、申し訳ない、散財させてしまった。

 

ゆっくり釣りの話し。N先生が、夕まづめ、最後の大場所で

ライズを前に、毛鉤交換しようとして、目が見えず、あきらめたとかで

落ち込んでいる。

ハリスに毛鉤をつけて、いくつか持っているといいよ、と言われ、

「どうしてそういう知恵がないんだろう」と、暗くなる。

大丈夫だよ、いま、覚えたから、次は違う。

 

皆、夕まづめはそこそこ釣ったよう。

俺と鬼嫁がはいったところは、全く駄目だった。

ライズのラの字もない。久々に、鬼嫁が本気になったのに・・。

ひとこともそれに触れない鬼嫁に、ドキドキしていた。

この人は、そういう人。黙っているけど、ムカついている・・だろう。

 

?テンカラを始めたばかりの三太郎さんや、俊君は、

俺たちがさぁ釣りに行こうと、ワサワサしないことに、

「あせって釣らないんですねぇ」と、疑問を持たれる。

 

時期がある。

カバニーニもオガエモンも鬼嫁も、

テンカラを始めたころは、一日中釣っていた。

もっと、もっと。

わからなかったからだ。

 

いまは、一番いいときだけを釣ればいい、と感じているようだ。

彼らはやることがある。テント生活をより楽しくするための

いくつかのことが。

俺は、皆がやってくれているので、それに安心し、

いくらでもおつきあいはできる。

ただし、まだ仕事をしているので、影響を及ぼさないていどに。

 

 

テンカラ人にはシーズンがあるのですよ、ある程度わかるまでは

朝から晩まで釣っているが、理解が進むと、いい時だけを

釣りたくなる。もっと、もっと、とは、ならないなぁ。

魚が愛しくなるからだろうと思う、足ることを知っているからでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆が寝てから、朝方に小雨が降った。起きたら上がった。

恵まれていると思う。

タープも乾き、ご飯を食べ、それぞれの2日目へ。

俺たちは、木曽へ移動し、南木曽の惨状を確認。

砂防堰堤に問題があったようだ。これについては、

またレポートを紹介する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月25日 金曜 NHKの金とく(20:00?)で、石徹白についての番組を

放映予定。コピーしておきます。

石徹白は、本来の自然渓流に戻すために有志たちが努力し、

保護する場所。管理釣り場ではない。

だから、俺は、こういう自然保護のための場所は、数釣り(何十匹釣れるか楽しむこと)

をすべき場所ではないと思う。

リリースしても、魚は釣られればダメージをうける。

 

 

 

 

コメント

“サマーキャンプ第一弾!” へ 8 件のコメントがあります。

  1. しゅん
    7月 22nd, 2014 @ 8:24 PM

    美味しいものいっぱい食べて飲んで、楽しかったですね?。
    いつも本当にお世話になっています。

    そして、また良い方との出会いもあり益々テンカラが楽しくなってきます。
    今回も色々教えて頂き、勉強になりました!

    夜の師匠のお茶目っぷり、釣ってる時とのギャップがおもしろかったです。


  2. 7月 22nd, 2014 @ 8:33 PM

    しゅん様    面白かったねぇ、もっとどんどんお教えします。
            いつもいい音色を奏でてくれて、感謝! あの
            プロパンの容器を利用した楽器は、なんていう
            んだっけ。また休みがあうと、いいね。
            もっといろんな人に会えますよ!

  3. 王妃
    7月 23rd, 2014 @ 7:23 AM

    いいですね???♪
    NHKの金とく・・・宜しくお願いいたします。
    次回、予定が合いましたらご一緒させてくださいね。


  4. 7月 23rd, 2014 @ 11:24 AM

    王妃様     塩釜焼き、うまかったです。なんともまぁ、昆布の味がしみて。
            やはり、海の魚はうまいですよ! NHKの金とく、DVD手配して
            ありますが、テンカラは皆無みたいですよ。本日の岐阜放送で
            放映する情報番組に、チラリとでるらしいです。DVD手配済。
            9月にお会いしましょう!

  5. しゅん
    7月 23rd, 2014 @ 9:51 PM

    あの楽器は頑工(ガンク)といいます。
    まだ新しいジャンルの楽器なので、同じジャンルの楽器は他にも色々あるのですが、総称のような名前は無いですね。他にはハングドラム、スチールパン、カイサドラム、ハピドラムなんかが近い楽器だと思います。

    石垣先生のホームページ見たら偶然にもハングの話題が出てましたよ!


  6. 7月 23rd, 2014 @ 10:18 PM

    しゅん様   ガンクというのですか、ガムランバージョンより水琴窟が
           よかったなぁ。またゆったりと、良い魚を釣りに行きまし
           ょう。どんどん教えます。

  7. 源流派のI
    7月 30th, 2014 @ 4:52 PM

    サマーキャンプ、楽しかった様ですね?。
    是非第二弾を企画してください。
    皆さんにお会いして、激美味料理やテンカラ談義で盛り上がりたいです。
    それと、わが鬼嫁の気が変わらないうちに鬼竿を手に入なくちゃ!


  8. 7月 30th, 2014 @ 5:59 PM

    源流派のI様      楽しかったですよ、ぜひ次はご参加ください。
                ホームの源流部へ行ってみましょうか?
               綺麗なヤマトがいますよ、皆で行くかな。
                超、超激辛料理も旨いですよ。鬼嫁とオガエ
                モンは、激辛異常者ですから。  

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