テンカラの鬼 榊原正巳 テンカラの世界

鬼ブログ

東京トラウトカントリー「テンカラ名手を偲ぶ会」に参加しました! 晴天。

Posted on | 4月 21, 2015

 東京トラウトカントリーへ行ってきました。

 

 

 

 

 

気持ちの良い晴天に恵まれました

 
吉田毛鉤会に主催していただいた「テンカラ名手を偲ぶ会」に参加。

天気は、晴天! 昼には日焼けするほど陽射が強く、

心地良い風が吹く。

 参加者は、吉田代表、倉上御大、瀬畑翁、そして私。

吉田代表がスタートを呼びかける。次は、瀬畑翁のスピーチ、

のはずが、せば翁がいない。せば翁は? なんと、トイレへ行ってた。

 これまで、悠々と、ゆったり、山時間で歩いてきたせば翁。

いまは、渓流を愛する皆が、せば翁の時間に合わせればいい。

 そんなのんびりムードで始まり、和気あいあいとスピーチが

続く。

 

 

 私は、故・堀江渓愚さんを思いながら、話をした。

 テレビや雑誌に、たびたび出られていた堀江さんは、

静岡の隅で生きていた私を、うんと可愛がってくれた。

雑誌の対談相手、自分が持っていたテレビ番組など

など、とにかく私を、それまでのステージからもうひと段階

上に引っぱり上げようと努力してくれた。

榊原君は、なんであんなにキャスティングにこだわるの?

いつも聞いてきた。
 
 子供のような好奇心を持つ方だから、不思議で仕方なかったんだろう。

私のウェブサイト用の原稿が、絶筆となった。それも、縁だ。

最後にこのTTCでお会いした時、堀江さんは鬼嫁にこう言ったという。

「いいの(私のHP)つくったねぇ?」

お洒落な人だったから、イタリア釣行記などを気に入ってくれていた。

榊原君のキャスティングで、日本のテンカラはこれだと海外の人に

みせてやってよ

 やるだけやるよ、と、この時、お約束した。

あのTTCでの最後の別れの時、堀江さんは鬼嫁に、絶筆となった自分の原稿を

プリントしてくれと頼んだそうだ。鬼嫁が速攻で動き、渡すと、

シャツの中、お腹のところにいれて車イスで帰って行ったという。

ベッドの上で何度も読んだのだろうと、思う。

 このTTCは、堀江さんとの大事な思い出の場所だ。

 

 

 

 

 おっと、イベントから話がそれた。

テンカラ界には女性陣が増え、この日も6人? 

半分は鬼組・女子部。皆、うまいよ?、ねぇ運転手様。

 

 

 

 

 

 

 イベントといいながら、始まりの挨拶があるだけで、

後は、皆が好きに釣るだけ。この日は、教えてほしいという方を集め、

テンカラのいろはを説明した。

 いつものように、誰にでもできることを、私の言葉で、川の前で指導。

この日、SくんとYちゃんの2人が目をクリクリさせてびっちり半日以上私の後をついてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のなにもかもを、観よう、という意気込みが感じられた。

それは、「上達したい」という気持ちの表れ、きっとうまくなるよ。

 

 

 

 

 私が大岩の上で、流れを利用して水深1mぐらい潜らせ

魚を引き出すことに熱中している足元で、

Yちゃんがニジマスをかけた! 鬼嫁の指導で。ハヘ

まったく、どんどんおっかけてくる鬼嫁だぁ?。おもしろいけどね。

 

 

 

 

 

 

 もう1人、中学3年生の中川凌佑くん。

を指導した。我らの希望の星。横浜からここまで通ってくるそうだ。

テンカラ竿を、数本所有している。自分で彫ったアマゴの絵入りの毛鉤BOX

も作った。吉田毛鉤会で勉強しているから、BOXの中は毛鉤でびっちり。

キャスティングも上手だったよ。とにかく、趣味が渋い! 面白い子と出会えた。

吉田毛鉤会に感謝!

 

 

 

 

 そして我が、せば翁。初めて会ったのは20年前かな。

大王に誘われ、宇都宮まで釣りに出掛け、鬼怒川でご一緒した。

 黒部で川に落ち、何mか流され、片足が折れているのに自力で

帰ってきた男。翁は、いくつもの伝説を持つ。

あの時の、せば翁の背中は、大きかった

小柄だけれどがっしりして、オーラがあって、子熊みたいだった。

 私が、ホームの川原で行った、鬼嫁との結婚式にも

栃木の山の奥の奥からはるばると来てくれた。

あの時も、変わらず大きな背中だった。

今回のTTC。せば翁の背中は、なんだか丸くなったなぁ、

と思い心配ていたら、鬼嫁の手を握ってニコニコしてる動画を発見

 

おいおい。

 

 

元気!」だよ、せば翁。

はぁ?、安心。また、釣りでご一緒できる。

 

 あっちやこっちに話がそれましたが、今回のイベントは和やかな

ムードでありました。いつも動かなかった倉上御大が、

夕方遅くまで川に入っていた!(驚)東京・鬼組の皆も来てくれた。

バンビちゃん、立川さん、シロちゃん(犬じゃないよ)、Sくん、

ヒラメ姉さん、山田さん、Yちゃん、来てくれた皆さん、

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

そして鬼嫁によるライブ版 


今回の釣行は、前日の金曜の夜に東京に入り、日曜になってから

東京を去りました。金曜の夜と土曜の夜、2日間も

カラフル王国に世話になり、ありがとうございました。(ペコリ)

こんな小汚系テンカラ夫婦に、温かいお風呂、

心のこもった手作りごはん。泣きましたよ!

でも、やっぱりありますよね、ごくごくが。

 

=カラフル王国の食卓を囲んで4人=

鬼嫁 「はぁ?、面白かった。Yちゃん釣ったね! よかった」

ごくごくごくごく

 

鬼 「あ?ああ、釣ったよ、俺の横でなぁ!?(?`н´?)?」
コクコクコクコクコクコク(コーヒー飲む音)

 

鬼嫁こころの声 (????)(やっぱ怒ってるよ?、やっべぇ?。鬼は釣り人だからなぁ、嫌だよな、自分より先に釣られたら・・・。
でも、やってるレベルがまるで違うじゃん。鬼は士農工商で言うと、「士」私はもっと下の下なんだし・・・・)

 

カラフル王国(?ΦωΦ)? 「・・・・・・・・」
ドキドキドキドキドキ

 

鬼嫁 「やっぱり、気分悪いかなぁ。でも師匠は、水に深く潜らせていたんでしょ。

マーカーも使わず、どのぐらいの深さまで毛鉤が入っているか経験でわかってるんだから。

だから、それはそれは、レベルがぜんっぜん高いわけだから、なかなか出なくても?」
ご・く・り

 

鬼「ははっ、いいよっ。へへへ。よく出した。偉い!」
こくっ にこっ

 

鬼嫁こころの声(ううっ、遊んだな。このテンカラ釣り師! わたしで遊ぶな!)

 

?カラフル王国 ほっ

カラフル運転手 「師匠、うじゃうじゃだしてましたよね、かけなかっただけだから」

鬼  にこ

 

王妃「可愛かったねYちゃん」

ごくごくごくごく

鬼嫁「うん、きっと来てくれるね、鬼塾」

ごくごくごくごく

王妃「でも、#$%&?!!!!!!!!」

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく

鬼嫁「だから、&%$#?KJ#####」

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく

ガーガー、ピーピー、プツッ

 

もう、なんも書けねぇ!

 

?ライブ版終了

↓鬼塾情報

この後は鬼塾スケジュールです。

 

新しく、「一日べったりテンカラ鬼塾」を始めます。

1人でも、グループでも。スクールの上級タイプ、鬼独り占めでしょうか。

ようは、一日張り付いて教えるということです。

「釣りガイド」という仕事は、欧米では当たり前のこと。

観光客が来た時に、釣れる場所も、川についてもわかりません。

あちらではそういう方をガイドしています。ようやくネイチャーガイドという職業が日本にもあるようになりました。

私は、日本初の「テンカラガイド」となります。

1日15000円(1人につき、これは欧米の相場価格)交通費、食費などは別途です。

今年はまず、4月の29日(水)?5月2日(土)までがガイドできることになりました。

頼みたい場合は、メールにて。上記以外でも自分の都合のいい日を言っていただいて構いません

都合がつけば成立です。そちらの都合の良い場所でもOK.私がそちらに行きますが、交通費は別途必要

e-mail : rk9k-mur@asahi-net.or.jp

榊原事務局 090・2575・0903

 

そして、「グループで学ぶ鬼塾」↓

参加希望者は、お名前、電話番号、住所、テンカラ歴を

ご記入のうえ、メールか電話をください。

榊原事務局 

rk9k-mur@asahi-net.or.jp

HP 090・2575・0903

 

5月23日(土)・24日(日)   岐阜県  高原川  

 たぶんコテージおさえます。夜はキャンプみたいなものです。昼はうなぎ弁当

 昨年もやりましたが、もう釣りになりました。飛騨の美しいアマゴと出会いましょう。

 2日間 10000円  1日のみ6500円 お昼ごはん付き、他に遊漁券が必要です。

 

 6月6日(土)7日(日)  岐阜県郡上市白鳥  石徹白フィッシャーズホリデー

参加費は無料。遊漁券が必要です。

無料のテンカラ教室があります。テンカラ大王・石垣先生

も来られます。格安で宿に泊まれます。私と同宿がいい場合は、申し込みの際、

お伝えください。宿でお風呂の後、のんびり話ができるはず。

 

7月11日(土)12日(日)  山形 米沢の小野川温泉をベースに周辺の渓流をまわります

地元の方が案内してくれるので、皆で釣りの旅を楽しむ鬼塾。

夜は小野川温泉で日帰り温泉が楽しめます。キャンプです。

私も初めての場所なので、そういう場合の川の選び方や攻め方も学べます。

2日間 6000円   1日のみ3000円(お昼なし)   

昼ご飯は山形ラーメンなどをお店から外で!注文できます。他に遊漁券が必要です。

 

 

7月25日(土)26日(日)   岐阜県 庄川   夜は合掌造りのコテージ

2日間 10000円  1日のみ6500円 お昼ごはん付き、他に遊漁券が必要です。

これは、宿が最高。合掌造りを1棟貸し切り!! お風呂も綺麗。

夜は皆でご飯を作りましょう。合宿ですね。お布団有り。

夜の食費、宿代が別途必要です。でも安いです。

 

 

9月19日(土)20日(日)    岐阜県郡上市白鳥  石徹白

2日間 10000円  1日のみ6500円 お昼ごはん付き、他に遊漁券が必要です。

夜は民宿に泊まります。民宿代は7500円  この日の夜は花火だね、快気祝い花火かな

 

 

まぁ、ざっとこんな風ですが、この日以外も年中釣りをしています。キャンプにも行くし、

たいていはホームにいます。来たい方はメールください。

 

 

 

 

コメント

“東京トラウトカントリー「テンカラ名手を偲ぶ会」に参加しました! 晴天。” へ 10 件のコメントがあります。

  1. 王妃
    4月 21st, 2015 @ 5:07 PM

    お疲れ様でした。
    天候に恵まれ、何よりでした。
    若い方々の参加もあり、テンカラ界の未来に明るい兆しも見えたような気がします。
    歳だけくってますが、まだまだ初心者な我が夫婦をどうぞ見捨てないでくださいね。(^^)


  2. 4月 21st, 2015 @ 8:03 PM

    王妃様   何をおっしゃるやら、こちらこそ、本当に本当に、どぞ、よろしくお願いします。いろんな場所移動の、フーテンのようなふらふら夫婦ですが。お見限りなく。運転手様の、落ち着いて物事を考え、語るスキルは、私たちにはまねできません。人のふり見て我がふりなおします。

  3. バンビtomo
    4月 21st, 2015 @ 9:39 PM

    こんばんは。当日はありがとうございました!

    結局自分では釣りをしませんでした。
    券を買っても結局、師匠の釣りを見てしまうので、
    自分で釣りをするのはもったいないですから。

    失礼ながら、師匠の釣り姿を拝見していて
    飽きないのですよね。

    本当に毎回勉強になります!


  4. 4月 21st, 2015 @ 11:37 PM

    バンビtomo様  毎回、ありがとうございます。鬼嫁が、バンビちゃんにはきちんとお礼を言え、と言ってます。でも、今度は一緒に釣ろうね! 

  5. 伊藤 恵司
    4月 21st, 2015 @ 9:51 PM

    七月は山形県でお会いできること愉しみにしています。
    鬼のテンカラを見せてもらいたいし!
    私の仕事上、今から予定が見えないので、近くなったら参加希望と日数を申請します。


  6. 4月 21st, 2015 @ 11:34 PM

    伊藤様 大丈夫だよ、いきなりでも。伊藤さんとはお会いしたいし。楽しみ!

  7. シロ
    4月 22nd, 2015 @ 8:12 AM

    師匠、当日は遠路お疲れさまでした。

     私もこっそりYちゃんに教える師匠の後ろ姿を拝見させてもらいました。

     相変わらず釣りはヘタッピですが、楽しいイベントで師匠にお会いできて嬉しかったです。

     今シーズンどこかでまたお願いしたいと思いますので宜しくお願いいたしま〜す!!


  8. 4月 22nd, 2015 @ 8:24 AM

    シロ様     見てたんだ、こっそり・・・。俺を? Yちゃんを???  へへへ。またいつでもおいで。ホームがいいよ、楽しいからね。

  9. 幻の渓流師
    4月 23rd, 2015 @ 10:35 PM

    鬼師匠と渓のおきなが並ぶ写真・・・ウットリ?
    兎に角保存保存♪

    何と表現すればいいのか言葉が見つかりません。

    お二人とも元気な笑顔をいつまでも・・・

    ありがとうございますm(__)m


  10. 4月 24th, 2015 @ 9:40 AM

    幻の渓流師様     私もこれ、好きです。いいの撮ってもらった。写真立てに入れて飾っておきます。大丈夫、翁はまだまだ元気。年寄りのふりをしてるような気が・・・。やさしくしてもらえるから、女子たちに。ねっ。

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