テンカラの鬼 榊原正巳 テンカラの世界

鬼ブログ

寒い中、べったり鬼塾。楽しかった!

Posted on | 3月 18, 2019

 

 

Mさんからの申し出で、浜松北部に今年初の”べったり鬼塾”をやりにいった。

岐阜の石徹白、郡上、高山、長野などは、雪が降った週末で、寒かった。

朝、7時に待ち合わせ、釣り場へ。

どこに入るのかが、一番の勝負所。上流部は人が入っているようなので

瀬よりも、淵が連続し、大岩がならぶ、ゆったりした場所を選んだ。

足跡も少なく、よかったが、午前中は寒くて出てこない。

それでも、気持ちよくラインをふり、渓流を歩き、気持ちが盛り上がっていく。

楽しいね。

反応がないので、とりあえず、昼ご飯を食べた。この川で出合った、

数々の、思い出の魚の話をする。ずいぶん勉強させてもらった川だ。

食後、場所を変え上流へ向かった。やっぱり、大岩、大渕のある場所

を選び、歩く。虫がポツポツで始める。14番ぐらいのカゲロウ。

すると、魚の反応が良くなった。毛鉤を追いかけたり、姿を見せる。

川は少し濁っている、反応も少ない。こういう時こそ、大きな毛鉤

を使うように言う。

Mさんは、14番ぐらいの毛鉤を使っていた。それじゃだめだ。

10番ぐらいの、大きいのを使うように言う。なんとか、12番の毛鉤を

持っていたので、それに変え、一発目に、まるまるこえたアマゴが

かかった! 太っていたから、よく引いた!

ゆっくり流れる流れにのせて、魚が気持ちよく食べてくれた。

早くも遅くもなく、がっちりくわえているのがその証拠だ。

よかったなぁ。

 

 

 

本人もわかっていたが、魚の反応は、3回あった。失敗した2

回は、早い流れに毛鉤をのせてしまった。もう少し、ゆっくりだと

よかったのに、と、Mさんはそう感じたと話してくれた。

そう、それでいい。次は、また、食わせやすい流れにのせればいい。

釣れそうなポイントのみかた、大渕の釣り方、喰いそうな波。

細かく説明しながら歩くと、日が陰ってきた。寒さが厳しくなる。

この渓流での、1匹との出会いが、良い思い出になるね。

シーズンは始まったばかり、今年はどこに行こうかと、

あれこれ考えながら、川を後にした。楽しかったよ!

 

 

 

 

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